「西の御所」とも称されます。

そのうち常時公開している山内塔頭は
大心院・退蔵院・桂春院の3か院で、
それに加え「春・秋の非公開文化財特別公開」と「京の夏の旅・冬の旅」で
どこかが公開されていたりします。
大心院について
応仁の乱の東軍の細川勝元の息子・細川政元が景堂和尚を開山とし創建。
戦国時代に荒廃した後、細川幽斎の尽力で妙心寺境内に再建し塔頭となりました。
という説明が多いですがハッキリしません。
古来より行脚の雲水を泊める旦過寮(夕方に到着し明日に去るの意味)だった延長で、
一般向けに宿坊を開かれていましたが「休止中」との情報も。
大心院には2つの庭園と坪庭があり、
方丈南庭「切石の庭」は牡丹の花が咲き、
坪庭には樹齢360年以上の霧島ツツジの古木が咲きます。
また玄関前庭には石楠花やツツジ(拝観せずとも見えます)も咲くので、
四月下旬から五月上旬がオススメです。
「阿吽庭」にはサルスベリが植えてあり夏のあいだ彩りを添えてくれます。
玄関(庫裏)前庭


石楠花が見頃の時には上から下まで真っ赤になります。
今回は牡丹と霧島ツツジに合わせて来たので、
石楠花の見頃時期とは少しずれています。
方丈南庭「切石の庭」

白砂と苔の庭園を切石の延段が突っ切っています。
中央に牡丹の花壇があり本堂前庭としては斬新な庭園です。

白壁沿いのピンクの花は石楠花です。

突き当りには祖堂があります。
方丈東庭「阿吽庭」


築山には三尊石組があり、
17個の景石と州浜型の白砂や苔で龍が天に昇ろうとする姿を表しているそうです。

庭園にはよく「三尊石」という単語が出てくるように、
石を仏と見立て、庭園を第二の本堂として大切にしています。



本堂横から見るとこんな感じです。
左のカーテンのある部屋は宿坊としても使われていました。
宿坊休止との情報も有りますが、
チェックアウトは10時なのでどちらにしても日中は誰もいない筈です。
坪庭


樹齢360年から400年と言われる霧島ツツジの古木が2本あります。
老木なので見られるうちに見ておくのがいいですね。
余所には連日40度近い暑さなどで弱って伐採した木もありますので。


廊下のガラスに映して撮影。
坪庭とは違う場所ですが馬酔木と霧島ツツジで、
一層鮮やかさを引き立たせるお庭もありました。


霧島ツツジ単体より緑の中にある方が映えますね。
大心院拝観情報
拝観時間:9:00~17:00
拝観料:300円
アクセス:JR嵯峨野線「花園」下車 徒歩10分
駐車場は妙心寺駐車場を利用 700円(参拝者・花園会館利用者は無料)