京都フォトログ

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古都で過ごす日々の記録。季節の花や歳時を撮り歩きます。

庭園17 相国寺方丈庭園と裏方丈庭園 思いもよらぬ街中の渓谷

今日は相国寺方丈庭園と裏方丈庭園を紹介します。

初めて行った時は”えっ?ここって、こんなんなってたの!?”と

インパクトのある庭園でした。

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相国寺とは?

正式名称は萬年山相國承天禅寺(まんねんざん しょうこくじょうてんぜんじ)といいます。

境内に承天閣美術館があるので比較的ご存知の方も多いですね。

十四世紀末に夢窓国師を開山とし、足利義満により創建されました。

かつては50以上の塔頭寺院があったようですが、

現在は山内13+山外3合わせて16の塔頭寺院があります。

金閣寺銀閣寺も相国寺の山外塔頭ですよ!

 

相国寺方丈前庭

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極シンプルな一面白砂の庭園で、向こうに法堂が見えます。

法堂を立派に見せ、太陽光の反射で室内を明るくする効果があります。

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横に回ります。

なにやら築山があって盛り上がっています。

 

相国寺裏方丈庭園

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庭園に滝石組があって川の流れを表し…なんてレベルじゃなく、

そこには本当の渓谷がありました!

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写真では分かりにくいですが、

木が目線まで来ていないくらいの高低差。

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滝落石組

スケールの大きい荒々しく豪快な庭で、

京都市の名勝に指定されています。

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方丈裏の板戸絵も滝です。

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木々は周囲の建物を隠しつつ、自然に見えるように剪定されています。

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下流の方が石は丸みを帯び、小さな石に変える事で、

自然に近い雰囲気を作り出しています。

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そして橋を通り流れていきます。

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最後に全景を。

御所の北という京都の真ん中で、

真っ平らな境内の相国寺がこれだけの本格的な

深山幽谷の庭園を持っているとは思ってもみませんでした。

 

坪庭もあります。

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大修復工事で暫く見られなくなる前に行ったので、

この写真の後、修復工事で少々変わったようですが。

 

拝観情報

公式サイト臨済宗相国寺派

方丈は通常非公開(春・秋に特別公開)

参拝時間:10:00~16:00

拝観料:大人800円

    65歳以上・中高生700円

    小学生 400円

駐車場:無し(承天閣美術館入館者は自家用車10台分有り・無料)

アクセス:●市バス 「同志社前」下車 徒歩6分

     ●地下鉄烏丸線今出川」駅下車 徒歩8分